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設立趣旨書に基づく大学コンソーシアムつる設立の意思決定について

 都留市は、古くから山梨県富士・東部地域の政治・経済、歴史、文化の中心として栄え、城下町としての趣と八朔祭に代表される多くの文化的遺産を今に引き継ぎ、県立臨時教員養成所を端緒とする公立大学法人都留文科大学を生み育ててきた教育と文化的風土を兼ね備えたまちです。

 

 こうした中、急速な少子化と高齢化が進行し、社会・経済構造の変化とあいまって急激な転換期であっても、これまで築き上げてきた歴史と文化を次世代に確実に伝え、さらに深化発展させ、この地で暮らすことに誇りの持てるまちにしていかなければなりません。

 

 都留市には、都留文科大学、県立産業技術短期大学校に合わせ、平成28年4月には健康科学大学看護学部が開設し、市内に3つの高等教育機関(以下「3大学」といいます。)が存在することになります。このアドバンテージを活かし、都留市とこの3大学は、全体的又は個別的な連携体制を築き、魅力ある教育環境の整備を進めることが、それぞれにとって有効な手立てとなると認識しています。

 

 こうしたことから、都留市と3大学は、相互の連携体制のもと、教育研究の高度化・進展化を図り、学生を含むすべての市民に対し、より価値が高い学修活動の場を提供するとともに、社会の成熟化に伴う学習需要の増大や急激な社会変化に対応するための生涯学習、産官学民の地域交流の推進などを図り、更には、3大学間における相互練磨を行うことにより、それぞれがより一層特色と魅力あふれる教育機関となることを目指し、ここに「大学コンソーシアムつる」を設立します。

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