「生涯活躍のまち(日本版CCRC)構想」とは、東京圏をはじめとする地域の高齢者が、希望に応じ地方や「まちなか」に移り住み、地域住民や多世代と交流しながら健康でアクティブな生活を送り、必要に応じて医療・介護を受けることができるような地域づくりを目指すものです。
本市は、東京圏に程近い距離にありながら、清冽な水や恵まれた自然環境があること、また、最大の特長である都留文科大学や健康科学大学看護学部、県立産業技術短期大学校の3つの大学がある点を活かし、大学相互・大学と市の連携を行うことで、移住者を含めた市民全体に対し、聴講生制度や市民講座などの質の高い学習プログラムを提供することによって、健康的でアクティブな生活を実現する、大学連携型「生涯活躍のまち・つる(都留市版CCRC)構想」を推進しています。
このことから、平成28年6月には政府より、「生涯活躍のまち(日本版CCRC)構想」の実現を進める全国先進7団体に本市が選ばれました。
この構想の根底には、移住者のみならず、移住者を含めた市民のためのすみよいまちづくりの推進があるため、これまでの人生において様々なキャリアを積んできた移住者の方に、経験と知識を活かしてまちづくりに参加していただくことが望まれています。本市では、大学と連携することによりご自身の学びなおしはもちろんのこと、市民や大学生へのキャリアの還元など、幅広い活躍の場を設定しています。
さらに、本市では高齢者が元気に、はつらつと暮らせるサービスの提供のため、現在、市内2ヵ所にサービス付き高齢者向け住宅を整備する2つのプロジェクトを推進しています。
単独型・複合型居住プロジェクト
サービス付き高齢者向け住宅とは、バリアフリー対応の賃貸住宅で、生活相談員が常駐し、入居者の安否や様々な生活支援サービスを受けることができる住宅です。
本プロジェクトでは、サービス付き高齢者向け住宅だけでなく、都留文科大学の学生や地域の方と交流のできる地域交流拠点の整備も進めています。都留市で、安心のサポートのもと老後を過ごすだけでなく、様々な世代の市民たちと交流することで、新たな生きがいも見つかるかもしれません。
ゆいま~る都留
(単独型居住プロジェクト)
「旧雇用促進住宅下谷宿舎」を、サービス付き高齢者向け住宅として改修予定です。同一敷地内には、地域の方も利用できる食堂や、各種イベントを開催できる多目的ホールを併設した「地域交流拠点」も整備されます。
※ 平成31年夏頃オープン予定
複合型居住プロジェクト
都留文科大学に隣接するエリアに、高齢者サービス施設等の複数施設を段階的に整備予定です。エリア内には、都留文科大学の教員や学生と交流を深める拠点施設を併設予定です。
※ 平成30年度以降事業者公募予定
2019年夏完成予定!
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