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 都留市は、都心から西へ約90キロメートルに位置する人口3万人ほどの小都市です。市域の中心には富士山を源流とする桂川(相模川)が流れます。周りは日本“新・花の百名山”に選ばれた三ツ峠山や二十六夜山など、それぞれ個性ある山々に囲まれた豊かな緑と、平成の名水100選に選ばれた清らかな湧水の溢れる、素晴らしい自然環境に恵まれています。また、古くは山梨県の東部の中心地として栄えた城下町です。毎年9月1日には郡内三大祭りのひとつに数えられる八朔祭が行われ、豪華絢爛色とりどりに飾られた屋台や、江戸時代の衣装を身に纏った大名行列を一目見ようと多くの方が訪れます。平成28年11月には県内で初めて重点道の駅に選定された「道の駅つる」がオープンし、本市ならではの新鮮な農作物の味を楽しむこともできます。

 現在は、市内に立地する3大学との連携や、東京圏からほど近い距離にありながら清冽な水や恵まれた自然環境があるという本市の特徴を軸に、地域全体の総合力を向上させることを目標として「生涯活躍のまち・つる」事業を推進しています。

​都

都留の風景
都留の特徴

​ はじまりは戦国時代。武田信玄に仕え、武田二十四将にも数えられた小山田氏によって、城下町としての歴史がはじまった谷村のまち。江戸時代には、3代にわたる秋元氏の支配のもと、『郡内縞』の産地として名を馳せ、松尾芭蕉も逗留するなど、文化の花が大きく開いた。この町には、城下町の風情と文化の香りが今もただよう。さらに、毎年開催される八朔祭やお茶壺道中などの江戸時代の大名行列を再現した壮大な祭のほか、市内に点在する寺社やレトロ建築など、いたるところで歴史と文化を感じることができる。​

 三つ峠や二十六夜山など、個性あふれる山々が取り囲む都留の街。市街地からほんの少し歩いただけで、大いなる自然が広がり、珍しい植物や小動物との出会いも待っている。市周辺では釣りのほか、トレッキングやキャンプ、バーベキューを楽しむことができ、めいっぱい楽しんだ後は市内の温泉施設「芭蕉月待ちの湯」でゆっくり疲れを癒すことができる。さらに、車で1時間圏内には河口湖や高尾山といった一流観光地がそろっているため、休日のちょっとしたお出かけにもぴったり。

 都留の水は、富士山に舞い降りた雪や雨が、ゆっくり地面に浸透し、長い年月をかけてろ過されて、再び地上に湧き出る神秘の水。農業用水も、生活用水にも、この豊富な水が使われいる。この豊かな水があってこその特産品・名産品が、わさび、水掛菜、ヤマメ・イワナ、曾雌ニンニク、富士湧水ポークである。地元産の新鮮野菜はもちろんのこと、特産品・名産品を味わうことができ、日替わりイベントや体験教室も開催される「道の駅つる」は本市の目玉スポット。

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